西日本豪雨被害支援
(2018年7月)
2018年6月28日から7月9日にかけ、西日本を中心とした集中豪雨が発生しました。
広島県では各地で土砂災害や河川氾濫、岡山県では堤防が決壊しました。
200名以上の死者・行方不明者、780戸以上の住宅倒壊、4,800名を超える避難者を出しました。
映像を見た瞬間に行こうと決め、その翌々日にはワゴン車いっぱいの支援物資が集まりました。
支援物資や支援金をくださったみなさま、心から感謝でございます。
土砂崩れや洪水が起こってから、5日後の訪問でしたが状況は深刻でした。
今回支援品を持って行った時にたくさんの気づきがありましたので、何点かご紹介させていただきます。
まず一点は正しい情報が重要ということです。
私はTVを見ないのですが、TVを見た方から以下のような情報をいただきました。
「物資は足りてるから大丈夫みたいですよ」
「物資がありすぎても仕分けに困るようですよ」
貴重な情報に感謝すると共に、少し考えてみました。
想像すればするほど違和感のあるイメージしか湧いてこないので、これは誤情報だと思い正確な情報を知るためにも、特に被害の大きかった岡山県倉敷市真備町の避難所で実際に物資は足りてるのか聞いてみましたが、案の定まだまだ不足しているようで大変感謝されました。
災害時には全ての情報を鵜呑みにせず、IQを高く冷静な状態でいる事をオススメします。
掴んだ情報が正しい情報かどうかはご自身で考えてみてご判断ください。
ちなみに、誰でも簡単に分かる方法もあります。
それは誰の情報でもなく、自身の直感を信じるということです。
違和感や怪しさを少しでも感じたら、それはご自身の無意識が生命の危険を感じてるということです。
もう一点だけご紹介します。
コーチングの用語で「コンフォートゾーン」という言葉があります。
慣れ親しんだ居心地の良い環境という意味で、現在の生活環境や家族や収入などが現在のコンフォートゾーンです。
そして、誰しも無意識でその慣れ親しんだ現状をキープしようとします。
コーチングとは、コンフォートゾーンを広げる事と言っても過言ではありません。
収入を上げることや、人間関係を変えること、夢へ近づくことは、正にコンフォートゾーンを広げることです。
これを数字で表すなら、「0」→「+100」に持っていくようなイメージです。
さて震災や戦争に巻き込まれた方はどうでしょうか。
「0」→「-100」に強制的に狭められたイメージです。
絶望の状態ですね。
もちろん無意識でコンフォートゾーンである「0」に戻ろうとしますから、起こったことにより要する時間は違いますが、元に戻る事でしょう。
ちなみにこれは人それぞれですが、あまりにもマイナスの状態が続いたり、マイナスの落ち込みが著しい時は死に至ることもあります。
誰もが諦めかけるマイナス状態からどうやって「0」に戻してるのでしょうか。
そして、マイナスの状態からより早く「0」に戻すのに効果的なことは何でしょうか。
避難所へ行った時にご高齢の方と話しました。
「家財道具や電化製品は流されてしまって、それは買えばどうにでもなるんだけど、思いが詰まった着物があってね。。」と話していくにつれ表情が悲しくなっていきます。
しかし、まだ話しを聞いていると「でもこうやって色んな所から手伝いにきてくれるからね〜」とその一言を行った途端、表情は明るくなりました。
また違うご高齢の方とも話しました。
「もう家も水浸しで、何にも残っていない。もう人生終わりでいいかと思ったよ。」
しかし、同じことを仰います。
「でもこうしてみんなが来てくれて頑張ろうかと思ったよ!」
と仰っていました。
全てを失った時に、「孤独」を感じます。
「孤独」とは「絶望」であり、究極にマイナスの状態です。
「絶望」の反対は「希望」です。
つまり、「希望」を持ってもらえばいいのであり、希望を持つには「孤独」をなくすこと。
「連帯感」を感じてもらうことです。
私たちコーチではなくとも、相手に「希望」を持たせることは可能であり、簡単です。
誰も見過ごさない、孤独にしないことです。
ですので、みなさんの思いの込もった物資も、会いに行くという行為も、とても意味があり素晴らしい事なのです。
不要であるとか、余計な事であるとか、そんな事あるわけはないのです。
ですので、お近くに行った方やお時間のある方は行くことをオススメします。
とても貴重な気づきや体験を得られることと思います。
1日も早い復興を願っております。
